大好物 と ほめる力
昨日、木内鶴彦さんの講演を聴きに行ってきた。
木内さんは、世界的にも著名な彗星探索家(コメットハンター)であるとともに、
臨死体験を3度も経験したという、ものすごーく珍しい体験の持ち主。
その臨死状態のさなかに、過去や未来に行っていろんな経験・実験をされている。
バリバリの理系でサイエンス畑の人なのに、
幽体離脱とか瞬間移動とかタイムスリップとかの体験談を語るところに
すごくリアリティーを感じて、以前から注目していたの。
いろんなお話をされたけど、その中で
これは誰もがすぐ使えそう♪と思ったお話をちょこっとシェアするね。
木内さんが、大量吐血をして瀕死状態に陥った時のこと。
7リットルもの血液を失い、破れた血管がもうボロボロになってて、
縫うに縫えない、このままもう死んでいくしかないかも…となった時、
「どうせ死ぬなら美味しいものを食べて死にたい」と思ったんだって。
そしてそのとき思い浮かんだのは、
むかしお母さんがつくってくれた梅おにぎりだったんだって。
「あの梅おにぎりが食べたいー」って強く思ったら、
奇跡的に血管が縫える状態になって、一命をとりとめたんですと。
木内さんは、
「からだじゅうの細胞が、梅おにぎりの記憶をもっているんですねぇー」
みたいな表現をしてた。
生死の淵をさまよっていた時、
グイッ!と一気に生還へ舵を切ってくれたのは、
あれが食べたいという、シンプルで原始的な欲求だったってこと。
食べたい~とか、会いたい~とかっていう強い思いは、
からだじゅうの細胞のスイッチをオンにして、
バイタルフォースを一気に活性化させるんだね。
大好物のもつパワー、すごい。
もう一つ、
自分の能力を上げるには「ほめること」だって木内さんは言ってたよ。
とにかく自分をほめること。
自分の能力をほめる。自分の体をほめる。
これ、お金かかんないし、いつでも簡単にできるよね。
あとね、
「意識が体を壊す」
「体は意識によって変化する」
とおっしゃってましたね。
やっぱりね。そうだよね。